ダッソー
RAFALE


ユーロファイターの開発から抜けたフランスが独自に開発した次期主力機。
空軍の他に、海軍も原子力空母「シャルル・ドゴール」の艦上機に使用する。
Mirage2000では近いうちに能力不足になるとして開発が進められたが、Mirage2000が失敗作だとか、駄作だとかいうわけでもなく、当面の任務は十分にこなせたことから、開発は慎重に進められた。
フランスらしく無尾翼デルタでカナード装備である。高速性能より通常の運用を重視したので空気取り入れ口は固定になっている。
開発には様様な困難もあったようだが、最近になってようやく配備の見通しが立った。
特にシャルル・ドゴールの艦上型が急がれたようだ。
EF-2000と同じく、F-4EJの後継に名前が上がってはいるが、欧州機だというのがネックである。

製造元 ダッソー
寸法
(全長x全幅x高さ)
15.3x10.9x5.3m
パワープラント SNECMA製 M88-2ターボファン2基
出力:7,450kg(1基あたり)
最高速度 M2.0
武装 30mm機関砲(固定)
ハードポイント14箇所(海軍型は13)


ラファールのコクピット。