ダッソー
Mirage2000


フランスが開発したフランス空軍現行主力戦闘機。
フライ・バイ・ワイヤを採用した無尾翼デルタ機で、F-16とともに小型戦闘機の傑作とされる。
フランス空軍では今後、ラファールと交代していくことになっているが、ラファール調達の遅れから、もうしばらくは主力機であり続けるようだ。
フランス以外でもエジプト、ギリシア、インド、台湾などが導入しており、フランスで退役後もこれらの国では現役に留まり続けるだろう。

なお、グリペンのみの特権と思われがちな高速道路での離着陸だが、台湾ではMirage2000を中央分離帯が取り払われた特定の高速道路で離着陸させる訓練を行っている。
スイスも非常時には高速道路を滑走路にするので、その場合はF/A-18C/Dが使用されると思われる。
ただ、Mirage2000もF-18も、グリペンほどに整備が簡易化されているかどうかは疑問。

製造元 ダッソー
パワープラント SNECIMA製 M53-P2ターボファン 1基
出力:9,700Kg(A/B使用時)
最高速度 M2.3
寸法
(全長x全幅x全高)
14.35x9.13x5.2m
乗員 1名(複座型あり)
武装 30mm機関砲/2基(固定)
最大6000Kgの兵装