ロッキード・マーチン
F-16 ファイティング・ファルコン


F-16ファイティング・ファルコン(Fighting Falcon)は開発当時の高価・複座・双発の航空機が求められた時代において安価・単座・単発と他の航空機とは根本的に異なっていた。
しかし、アメリカなど世界に軍事力を展開する国家にとっては小型戦闘機は必要不可欠であった。
また、F−15は戦場阻止や対地攻撃に使用するのはあまりに貴重で高価であった。そこでF−16は大型化・重量増大をはかり、対地攻撃任務に就くことになった。
またこの戦闘機は空気取入口が吊下がって、胴体と主翼が一体化した、「ブレンデッド」といわれる形で、コンピューターで飛行制御をする「フライ・バイ・ワイヤ」操縦システムを採用しており、「エレクトロニック・ジェット」の異名を持つ。

世界中に輸出されており、F-2の原型にもなった。

全幅:10.00m 全長:15.03m 全高:5.09m 主翼面積:27.87u
空虚重量:8663kg 最大離陸重量:19187kg 上昇限度:15240m
垂直尾翼面積:5.09u 水平尾翼幅:5.58m 戦闘行動半径:
(1000lb爆弾6発搭載)547km