三菱重工
F-2 支援戦闘機


日本がF-1支援戦闘機の後継として自主開発しようとしたところ、アメリカの横槍で共同開発となったお騒がせ戦闘機。
FS-X計画として開発が始まり、アメリカのF-16をベースにしている。
ただ、設計については垂直尾翼以外に共通点が無いらしい。
ようするに見てくれだけF-16なのである。
が、新しい技術を実機で試験することなく開発計画を推進したため、莫大な費用がかかった。
その開発費用は3280億円にものぼり、F-15並と言われる調達価格に跳ね返ってくる結果となった。
調達価格が高騰したうえに、最新のAAM-4(米軍のAIM-120相当)が搭載できない、火器管制レーダーに不具合、etc...と問題も多く、調達打ち切りが報道される結果を招いた。
F-2の調達を中止したとしても、F-4EJの退役をとめることはできないので、何らかの機体の導入が必要になってくることから、今後の動向に注目が集まっている。
一部では、F/A-18E/Fではないか、との声も聞かれる。本来的にはF-16C/Dの最新型にすべきだが、F-2調達打ち切りの理由に「将来的な拡張性に乏しい」というのがあったことから、双発で安いF/A-18E/Fだろうということらしい。
実際にはどうなるんだか。個人的にはF-15Eを・・・。

とりあえず、F-2は最初から最後までお騒がせ戦闘機として君臨しそうである。
・・・機体そのものに触れてねぇ・・・。

製造元:Mitsubishi Heavy Industries
全幅:11.1m 全長:15.5m 全高:5.0m
最大速度:約マッハ2.0 行動半径:約830km
兵装:20mm機関砲(固定)
AAM-3(短距離空対空ミサイル)・AIM-7(中距離空対空ミサイル)
ASM-1、ASM-2(対艦ミサイル)
500ポンド爆弾など