ボーイング
C-17 グローブマスターV
"C-17 GlobemasterV"はこれから米空軍の主力となっていくであろう大型輸送機である。
C-5ギャラクシー並の搭載量とC-130ハーキュリーズを上回る短距離着陸性能を両立、戦場の未舗装の滑走路にも着陸が可能である(3000ft・・・約914m)。
M1戦車は1両、AH-64
アパッチならば3機、降下兵は102名の輸送ができる。
また、輸送機で初めてHUD(ヘッド・アップ・ディスプレイ)を搭載し、通常の航空機の操縦輪ではなく戦闘機の同じ操縦桿を採用している。
同機の初飛行は1991年9月15日で1993年6月より引き渡しが始まっている。
米空軍は2004年11月頃までに総計120機の購入を計画している。
製造元:Boeing [McDonnell Douglas Corp.] | ||
パワープラント:Pratt & Whitney F117-PW-
100 4基 推力:40900ポンド(約18000kg) |
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全幅:51.81m | 全長:53.04m | 全高:16.79m |
貨物室 奥行き:26m 幅:5.48m 高さ:3.76m |
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最大巡航速度:マッハ0.77 | 乗員:3名 | |
巡航高度:13716m(45000ft) | 翼面積:363u | |
航続距離:4445km | 最大離陸重量:263090kg |
C-17(76t搭載、奥3機)とC-141(41t搭載、手前2機)の比較。
C-17はずいぶんと太いのがわかる。