ロッキード
C-5 ギャラクシー


C-5 Galaxy は現在、米空軍の中核をなす大型輸送機である。
貨物の積み下ろし、積み込みは後部のドアのほかにも機首をそのまま持ち上げそこからも可能となっている。
これにより物資の積み込み、積み下ろしを同時に行うことができる。
また、"Kneeling(ひざまづく)"着陸装置は機体を低くし、物資の積み込みを効率よくすることができるようになる。
下部デッキに物資を搭載、上部デッキは兵員室となっており73人が搭乗可能である。
貨物室の広さは例えれば8レーンのボーリング場に相当し、CH-47チヌークヘリコプターならば3機、M60戦車は2両の搭載が可能になる。
C-5の歴史は、1969年12月 オクラホマ州 アルタス空軍基地に一機目のC-5Aが運ばれており、その後、米空軍は、C-5の寿命延長のため既存のC-5Aを改修、また新規に生産し、C-5Aに翼、アビオニクス系に改良が加えられC-5Bを生産した。
C-5は現在までに126機が生産されておりいまだに米空軍の主力輸送機の座にあるが老朽化によりC-17への移行が始まっている。
ちなみに、もともと稼働率があまり高くないらしく不評らしい。
このトライアルで敗れたボーイングの機体はB-747になったので、セールス的にはボーイングの勝ちといえる。

製造元:Lockheed-Georgia Co.
パワープラント:
General Electric TF39-GE-1C 4基
推力:
18450kg (一基当たり)
全幅:67.9m 全長:75.3m 全高:19.8m 航続距離:5165海里
最大離陸重量:346500kg
離陸滑走距離:3697m 着陸滑走距離:1485m
最高速度:マッハ0.72 最大ペイーロード:130950kg
単価:
            C-5A 1億6340万ドル
            C-5B 1億6770万ドル
総生産数:126機


C-5に食べられるCH-53輸送ヘリ(笑
ひょっとするとMH-53かも。