ベル
AH-1 コブラ


Bell AH-1 Huey Cobra は同社のUH-1をベースとして開発された対戦車ヘリであり世界初の本格的攻撃ヘリコプターである。
1965年にAH-1の原型となるモデル209を開発、その後米陸軍に AH-1G が採用され、ベトナム戦争にも投入された。
陸上自衛隊でも採用されており、型は AH-1S である。これは AH-1Q のエンジンを強化したものである。
写真は陸上自衛隊のAH-1Sである。日本では一般に「コブラ」と呼称されるのでそう表記した。
米海兵隊は1986年3月からAH-1Wを配備している。2004年から2013年までの間に180機のAH-1WをAH-1の最新型であるAH-1Zへの更新を計画している。ちなみに一機あたりの改修費用は1150万ドルである。AH-1Z の武装は機首の下に20mmガトリングガン(装弾数750発)・AGM-114ヘルファイヤUミサイル 16発 ・翼端には空対空ミサイル"サイドワインダー"が搭載される。
機首にはAN/AAQ ホークアイ照準器が装備されている。しかし、一方ではAH-1シリーズは機種更新も進んでおり、米陸軍ではAH-64 / AH-64Dへと更新が進んでいる。陸上自衛隊でも次期攻撃ヘリにAH-64Dの採用を決定している。


↓以下の機体データはAH-1Wのものです。↓
製造元:Bell Helicopter
パワープラント:General Electric T700-GE-401 2基
出力:1690馬力
武装:
M197 3銃身 20mm機関砲 1基 装弾数750発
TOW対戦車ミサイル
ヘルファイア
AIM-9 サイドワインダー空対空ミサイル
ローター直径:14.63m 全幅:3.28m 全高:4.11m
全長:13.87m
(機体)
全長:17.68m
(テイルローター含む)
メインローター面積:
6.13平方メートル(一枚)
テイルローター面積:
0.45平方メートル(一枚)
メインローター回転面積:
168.11平方メートル
テイルローター回転面積:
6.94平方メートル
空虚重量:4634kg 最大離陸重量:6690kg
燃料搭載量:946kg
最高速度:170ノット 最高巡航速度:152ノット
上昇速度:1925フィート/分 上昇限界:14750フィート
航続距離:317海里


陸上自衛隊AH-1Sのエンジン部。
ちなみに、写真は八尾駐屯地で撮影。
このとき20mm機関砲の弾装に鞄とか荷物いれてましたw
そういう使い方もありなんですかねぇ。