ボーイング(マクダネル・ダグラス)
AH-64D ロングボウ・アパッチ


AH-64D Longbow ApacheはAH-64A Apacheの発展型である。
一番の相違点はメインローター上部に見える大きなバルーン状のAN/APG-79ロングボウ火器管制レーダー(FCR)である(ミリメートル周波数帯を使用)。
これはその設置場所の特性から機体の露出を最小限にできる(つまり本体は隠れてレーダーだけを露出させることで敵から発見されないようにします)。
AH-64Dには2つのモデルがありAN/APG-79ロングボウ火器管制レーダー(FCR)を搭載したAH-64Dとそれ(FCR)を除いたAH-64Cである。
またそのミリ波での誘導によるAGM-114Lヘルファイアミサイルを装備しておりコックピットも換装されている。
1995年に行われたAH-64AとプロトタイプAH-64Dのテストでは撃破数がAH-64AとAH-64Dでは1:4、被撃墜数は1:7という圧倒的な結果となり、その力を見せつけた。
McDonnell Douglas Helicopter Systemsは1997年3月に18機のAH-64AからAH-64Dへの改修機を納入した。
アメリカ陸軍はそれからの10年間で全てのAH-64Aを改修する事にしている。
また陸上自衛隊も採用をこれの決定しており活躍が期待される。
米軍はCとDを混ぜて導入するようだが、自衛隊は全てDにするらしい。

製造元:Boeing McDonnell Douglas Helicopter Systems
パワープラント:General Electric社製T700-GE-701C  
出力:1890PS 2基
全長:17.73m 全幅:5.23m 全高:4.05m
メインローター直径:14.63m 最大速度:149kt
航続距離:400km(内部燃料のみ)・1500km(外部燃料搭載時)
武装:
AH-64Aと同じ。

やっぱりスティンガー装備が多いみたいですが。
というか、D型のサイドワインダー装備は見たことないです。