あぶくま型護衛艦
平成14年に舞鶴にて。隣は今は除籍された「たかつき」。更にその横は同型艦「じんつう」
旧式DDに匹敵する2000ｔの排水量を持つDE。
76mm速射砲、アスロック発射機、20mm高性能機艦砲、三連装短魚雷発射管など、ゆき型に匹敵する武装を持つ艦。
ただし、ヘリコプターの運用能力はなく、シースパローも搭載していない。
このクラスの護衛艦としては十分な能力を有しており、あめ型の配備でゆき型が地方隊に回されてくるまでは地方隊の主力艦だった。
なお、ゆき型、きり型の艦齢が比較的若く、次世代DDの開発に尽力している現状を見る限り、しばらくの間は後継DEの開発は行われないものと考えられる。
しかし、地方隊にゆき型、きり型を配備する場合、人員の不足を招く恐れがあり、「地方隊」という編成の改変や新型DEの開発も含めて検討が行われているらしい。