BAe
Sea Harrier


Sea Harrier は1978年8月20日に初飛行し、1979年6月18日からイギリス海軍に納入された。
空軍型ハリアーとの相違点はBlue Foxレーダーを搭載していること・コクピットの位置が25cm高くなっていること、エンジンをペガサスMk104に換装していることが挙げられる。
1985年1月になるとBAeはシー・ハリアーの近代化計画を開始する。これはFRS.1をFA.2に改修するものであった。
FA.2のFRS.1との相違はBlue Vixenレーダーの装備・AIM-120 AMRAAM 中距離空対空ミサイルの搭載・エンジンのペガサスMk106への換装などで1988年9月19日に初飛行した。それから35機がFRS.1がFA.2に改修され、18機が新規に製造された。

製造元:British Aerospace
パワープラント:ロールスロイス製ペガサスMk104/106エンジン
(出力:95.6 kN【21500lb】)
全長:14.5m(FRS.1)・14.85m(FA.2) 全幅:7.7m 全高:3.71m
翼面積:18.68m 空虚重量:6632kg 上昇限度:15600m
最大離陸重量:11884kg・7992kg(VTOL時)
最大哨戒時間:90分(空母より185km進出)
最高速度:1050Km 戦闘行動半径:380km