川崎重工
OH-1 ニンジャ


ローター、エンジンも含めて完全に国産された偵察ヘリ。
本来ならRAH-66(開発中止)になるはずだったが、アメリカが開発を決めるのが遅かったので日本が勝手に作ったとかいう話もちらり。
現状では武装は対空ミサイル(91式携SAMの航空機搭載型)のみ。片側に2つあるパイロンの一つには燃料タンクが装備されている。
機銃ポッドや対戦車ミサイルうんぬん言ってたのはどうなったんだろう?
高い機動力を誇り、バレルロールくらいなら難なくこなす(最近はやったとかいう話聞かないけど)
偵察ヘリという任務の性質上、ローター音は他の陸自ヘリに比べてもかなり静か。森や丘の影から上部だけ出して偵察できるように各種カメラなどは高い位置に取り付けられている。
しかし、OH-58のように、なぜローターの上(AH-64Dのミリ波レーダーみたいな感じ)につけなかったのか疑問も残る。
ヘリの一番の弱部であるローターをさらすことになるのはいかがなものか。
ただ、無人機の登場で世界的に偵察ヘリは削減の方向にあり、OH-1も前途は多難である。

製造元 川崎重工
パワープラント 三菱重工 XTS1-10ターボシャフト 2基
出力(1基あたり):800hp
寸法
(ローター径x全長x胴幅x全高)
11.6x13.4x1.0x3.8m
乗員 2名
武装 91式SAMヘリ搭載型x4