シコルスキー
H-53 スタリオン

(空中給油時の様子)

CH-47と並んで西側を代表する大型ヘリ。
当初は世界にも広く見られるように、エンジンは双発だったが、現在の主流は3発のエンジンを装備したタイプである。
もともと輸送任務についていたが、そのキャパシティを生かして掃海ヘリにも使用されており、アメリカの他に日本も導入している。
ただ、海自のMH-53JはMCH-101への更新が決定、調達が開始されており、16DDH竣工のころまでには退役する機体が出てくると思われる。
アメリカでは捜索・救難任務についているようだが、海上遭難者の救助にはつかえないとかなんとか。
なんでも、ローターの吹き付けが強くて、遭難者が沈んでしまうのだとか言う話だが・・・本当だろうか?
輸送用のCH、捜索・救難用のHH、掃海用のMH、特殊作戦用のHHが存在する。
米海軍の双発機はシースタリオン、3発機はシードラゴン、米空軍の特殊作戦機はペーブロウと呼ばれる。
ちなみに、米軍に次ぐユーザーはドイツ陸軍で、最大で戦闘員64名(平常時は55名)を輸送できることを生かして135機を輸送用に使用している。

以下は3発機
製造元 Sikorsky Aircraft
寸法
(全長x幅x高さ)
30.19x3.96x8.97m
ローター径:24.08m
パワープラント GE製 T46-416ターボシャフト3基
出力:4,380hp(1基あたり)
最高速度 315Km/h
武装 タイプによって異なる