ロッキード
F-117 ナイトホーク


F-117 Nighthawk は世界初のステルス攻撃機である。1974年に開発がスタートし1981年に初飛行。
1982年より納入が開始され1990年まで全59機が納入された。しかし1988年に公開されるまではその存在は隠されていた。
またステルス性能の向上の為、その特殊な形状は平面で構成されレーダー波を拡散する。
機体表面にはレーダー吸収材料が塗装されている。また爆弾などの兵装は機内に搭載する。
1989年12月のパナマでの作戦で初めて実戦参加した。湾岸戦争でも使用され、砂漠の嵐(Desert Storm)作戦(1991年1月-2月)においてもイラク軍の施設を壊滅させ、損失は1機たりともなかった。
1999年のユーゴスラビア空爆にも参加していたが、1機のF-117が3月27日に機関砲弾によって撃墜されたことは有名である。
パイロットは脱出し無事だった。
F-18と同じエンジンを搭載しているが、赤外線放出を抑えるため、アフターバーナーは省かれている。

製造元:Lockheed Aeronautical Systems Co.
パワープラント:General Electric F404  2基
全幅:13.3メートル 全長:20.3メートル 全高:3.8m
総重量:52500ポンド(23625kg) 最高速度:マッハ0.9
乗員:1名
兵装:
2000ポンド爆弾 Mk84
GBU-10 Paveway(ペイブウェイ) II
GBU-12 Paveway U
GBU-27 Pavewey V
BLU 109
Wind Corrected Munition Dispenser (WCMD)