日本
たかつき型護衛艦

平成14年舞鶴にて。両脇はあぶくま型

海自の第2世代護衛艦で、現在は全艦退役している。
例によって見にくい写真ですいませんw
艦番号の160番台というのは一般にDDGなど防空護衛艦につけられる番号である(あまつかぜ163、たちかぜ型168〜170、はたかぜ型171・172、こんごう型173〜)が、ターターシステムを搭載しているわけでもなく、多目的護衛艦としての色合いが強い。
竣工当初の対空装備は54口径5インチ単装速射砲2門だけであるが、当時は艦載対空ミサイルというとターターしかなかったので、当時のこのクラスの護衛艦としては対空装備は一級品ということになる。
対潜装備がアスロック、ボーフォース対潜ロケット、三連装短魚雷2基と充実している。
ネームシップの「たかつき」は昭和42年に竣工し、昭和60年にFRAM改修を受け、平成14年まで現役にとどまった。
上の写真は平成14年5月6日の撮影なので、退役の3ヶ月と10日前ということになる。

FRAM前
基準排水量 3,250t
主要寸法
(長さ、幅、喫水)
136x13,4x4,4
速力 32kt
主要武装 54口径5インチ速射砲/2基、アスロック発射機/1基
ボーフォース対潜ロケット/1基、三連装短魚雷発射管/2基
定員 270名

FRAM後(たかつき、きくづきのみ)
基準排水量 3,250t
主要寸法
(長さ、幅、喫水)
136x13,4x4,5m
速力 31kt
主要武装 54口径5インチ速射砲/1基、アスロック発射機/1基
ボーフォース対潜ロケット/1基、三連装短魚雷発射管/2基
シースパロー発射機/1基、ハープーンSSM発射管/2基
(きくづきのみ)20mm高性能機関砲
定員 260名