アメリカ
ブルーリッジ級揚陸指揮艦
大阪港入港時の様子
写真は平成14年4月に大阪港に入港したときの様子。
ひげ親父の航空機を使ったテロから半年しかたっていなかったためか、一般公開はなし。
そういえば2001年9月末にカーティス・ウィルバーかカウペンタスかの入港が予定されてたのに、テロのせいで中止になってキレたのを覚えてますw
そういえば、この写真撮ったとき高校の制服だったようなw
実はむらさめ見に行ったときも制服だったんですがw
しょーもない話はこのへんにして、ブルーリッジは現在、横須賀を拠点とする第7艦隊の旗艦を務めています。
武装は自衛用の海自でいう20mm高性能機関砲(CIWS、バルカンファランクス)と、テロ対策の25mm単装機関砲のみ。
ヘリの発着能力はあるが、艦固有のヘリを搭載するスペースは無い。
湾岸戦争時に砂漠の盾作戦、砂漠の嵐作戦の旗艦を務めたことからもわかるように、「司令部」としての役割に特化した艦である。
そういう意味においては、旧日本海軍の「大淀」に似ている。もっとも、大淀との最大の違いは、こちらが完全に「指揮専用艦」として設計、建造された点である。
大型艦のわりに甲板が完全な平甲板なのは電波干渉を少しでも避けるため。
その指揮能力は、世界中に展開する米海軍艦艇を同時に指揮できるとも言われる。
ある程度の規模の海軍を持つ国ならば、たいてい指揮能力の突出した艦というのを保有している(例えば海自は「たちかぜ」の後部5インチ砲を撤去し、指揮施設を搭載し護衛艦隊旗艦としている)が、アメリカのようにここまで大掛かりな指令艦を作った例はない。
なお、さすがにアメリカ海軍も各艦隊にこの艦を1隻ずつ配備するということはしておらず(通常の艦隊指揮ならば強襲揚陸艦で十分できる)、第7艦隊のブルーリッジと、第6艦隊のマウント・ホイットニーのみとなっている。なお、建造されたのはこの2隻のみ。
排水量 | 19,609t |
主要寸法 (長さ、幅、喫水) |
194x32.9x8.8m |
速力 | 23kt |
武装 | 20mmCIWS/2基、25mm機関砲/2基 |
定員 | 600名(?) ただ、艦の運行そのものは300名ほどで十分な模様 司令部要員などを最大1200名 |