ツポレフ
Tu-160 ブラックジャック


Tu-160“ブラックジャック”はロシアが世界へ誇る戦略爆撃機である。
アメリカ軍の「B-1“ランサー”爆撃機のパクリだ。」とよく言われるが性能はこちら(Tu-160)の方が格段に上だ。
まずその兵装搭載量である。Kh-55巡航ミサイルを12発。Kh-55はトマホークのような形をしており、全長7.1m重量1500kgである。
またKh-15P短距離巡航ミサイルを24発搭載が可能である。
これは全長4.7m重量1200kgの対地ミサイルである。もちろん通常爆弾の搭載も可能である。
そして、14000kmの航続距離は米本土を収める。初飛行は1981年12月9日であった。
が、生産機数はB-1Bに及ぶべくもなく、38機のみである。しかも、その半分はウクライナが所有している。

全幅:55m(最大時) 全長:54m 全高:13m
通常離陸重量:267000kg パワープラント:NK-32ターボファン 推力226KN(アフターバーナー時)
最大速度:2000km 上昇限度:16000m 航続距離:14000km
兵装:AS-15(Kh-55)(巡航ミサイル)・AS-16(Kh-15P) 初飛行:1981年