ロックウェル
B-1B ランサー


B-1BがあるからにはB-1AがあるわけでそのB-1Aには以下ようなエピソードがある。
アメリカ軍はB-52に代わる爆撃機を必要としていた。マッハ3で飛行する超音速爆撃機の開発を予定していた。
しかし、その計画が中止になり。B-1の開発が始まった。それによって生み出されたのがB-1Aである(初飛行は1974年)。
しかし、国防費の削減や戦略ミサイル・巡航ミサイルの配備によって量産が中止され、残ったのは3機の試作機のみであった。
その後、1981年のレーガン政権時によみがえりB-1Bとなり今にいたる。そのB-1Bにはステルス性も考慮されれおり、レーダー反射面積(RCS)がB-52の1パーセント以下になっている。
可変翼を採用しており15度から67.5度までの角度の変更が可能。
1985年に配備が始まり、100機目の最後のB-1Bが引き渡されたのは1988年5月2日であった。その後はB-2の開発により100機で生産はストップしている。

製造元:Rockwell International
パワープラント:General Electric F-101-GE-102 4基
全幅:24.1〜41.8メートル 全長:44.5メートル 全高:10.4メートル
空虚重量:190000ポンド(約86000kg) 最大離陸重量:477000ポンド(約210000kg)
最高速度:マッハ1.2 航続距離:12000km 乗員:4名
単価:2億ドル 就役数:全100機製造中93機が現存