マクダネル・ダグラス
A-4 スカイホーク


米海軍向け艦上機として開発されたが、小型で安いことから採用する国も多かった。
最近(2001年かな?)だとブラジルがクウェートから中古を購入し、空母「サン・パウロ」の艦上機としている。
ただ、初飛行は1954年の古い機体であるので、米海軍ではすでに引退している。
小型であることから、艦上機でありながら翼を畳む必要が無く、ハードポイントを増やすことができた。
アルゼンチンやイスラエル、東南アジアではまだ現役であり、まだしばらくの間は活躍するだろう。
なお、ブラジル海軍が艦上機にこれを購入したのは予算の問題。理想はラファールだったらしい。
なお、米海軍においては冷戦時代、核攻撃任務も担っており、映画「トータルフィアーズ」でイスラエルのA-4が核爆弾を積んで出撃したという設定もここからきている。

現役が長いのと、輸出が多いので多くのバリエーションが存在する。

以下はA-4M
製造元 マクダネル・ダグラス
パワープラント プラット&ホイットニー製 J52-P-408Aターボファン 1基
出力:5080Kg
最高速度 M0.9
乗員 1名(複座型もあり)
武装 20mm機関砲/2基(固定)
AGM-65マーベリック対地ミサイル、227Kg通常爆弾など