フェアチャイルド
A-10 サンダーボルトU


A-10は米空軍はベトナム戦争での経験から生まれた攻撃機である。
旧式化したスカイレイダーの後継機として1972年フェアチャイルド社製YA-10が初飛行した。アリゾナ州デービス・モンサン空軍基地にはその初号機がある。
湾岸戦争ではのべ8100回の出撃をし、数々の戦果をあげた。
機体前方に装備された30mm機関砲 GAU-8/A 。これは7本の砲身をもち全長4mにも達する巨大な機関砲だ。携行弾数は1350発で、その重量は弾も含めると1.8tに達する。この機関砲の圧倒的な破壊力は地球上で破壊できないものはないといっても過言ではない。
また翼下パイロンには対戦車兵器マーヴェリックを搭載する。
自機防御用にAIM-9サイドワインダー空対空ミサイルが搭載可能。
またソ連製対空機関砲などからの防御のためコックピット周辺にはチタニウムによる装甲が施され23mm砲弾が貫通しない設計となっている。

製造元:Fairchild Republic Co.
General Electric TF34-GE-100 2基
推力:9065ポンド(エンジン1基あたり)
全幅:17.53m 全長:17.53m 全高:4.47m
最大兵装搭載量:7200kg 空虚重量:9700kg 上昇限界:13635m
巡航速度:620km 行動半径:1000km 航続距離:3400km
乗員:1名 単価:1300万ドル
武装:
GAU-8/A  7砲身30mm機関砲(固定)
Mk-82  500ポンド爆弾
Mk-84  2000ポンド爆弾
Mk-77  ナパーム弾
AGM-65  対戦車ミサイル
GBU-10 GBU-12  レーザー誘導爆弾
AIM-9  空対空ミサイル

など